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| 丹波島宿を出て犀川の渡しにて。 |
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| 越えればいよいよ善光寺のお膝元。 昔は北風の時には善光寺さんの鐘の音が聞こえてきたとか。 |
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| 後立山の山々が白く輝いています。 |
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| あの山の遙か向こうから歩いてきたんだなぁ。 |
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| 丹波島橋の北詰には常夜灯が二基あります。 |
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| 街中を足取りも軽く、、、 |
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| こういった碑に込められた想い。。。 その想いの強さを感じ取ってから、自分の気持ちが入れ替わったように思います。 |
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| 善光寺如来に花を捧げる如是姫。 ん？何か違うけど。。。（笑） |
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| 刈萱山西光寺で刈萱上人親子の絵解きを聞き、、、 |
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| いよいよ参道へ。 |
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| 宿坊に泊まります。 |
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| 精進料理をいただきました。 |
翌朝は早起きして御朝事（朝の勤行）に。
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| お数珠をいただいてから本堂の内陣に入り、勤行、御戒壇めぐり、 終わってから再びお数珠をいただきました。 |
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| 朝のぴりっとした空気の中で祈りの空間に身を置くと、善光寺に来た有り難さを感じます。 |
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| 前立御本尊御開帳時の回向柱を見て、 |
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| こちらもまた刈萱上人縁の往生寺に向かいます。 |
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| 途中、湯福神社で本田善光公の廟をお参り。 |
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| 山の上なので頑張って登ります。戦前にケーブルカーを造ろうとして馴らした道だとか。 |
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| 絵解きを聞いて、宿坊に帰り、解散しました。 |
家の前を通っていることから、宗教的な部分はあまり気を留めずに、歩くこと自体に興味を持って歩いてきましたが、歩くうちにどんどん宗教的な部分に惹かれていった旅でした。歩いていれば、昔の人々たちが善光寺に向かったその想い、沿道の人々がそこに残した思いが嫌でも伝わってきます。その想いの深さを感じるほどに足は善光寺さんへと向かいました。善光寺さんをゆっくり訪れるのは初めてだったので、歩いてお参りするのはまた格別の心持ちでした。
後に用事があったので今回はあまりじっくりお参りできませんでしたが、こんどは一日かけてのんびりと門前も善光寺さんもお参りしたいと思います。
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| 終わった後、善光寺街道協議会で出している2冊の本を代表からいただきました。どちらも自費出版したのがすでに売り切れになってしまっていて、写しだけ持っていました。見本で持っていたものだけどということでしたが、その気持ちがとても嬉しい出来事でした。これを励みに勉強を続けて、また古の人々の想いを感じ伝えながら歩いて行きたいと思います。今度はやはり元善光寺から歩きたいものですね。 |
