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ごあいさつ。


こんにちは。登山ガイド・スキーガイドのたむ屋マウンテンです。
どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
                                                   たむ屋マウンテン/田村茂樹



2016/04/28

感動のゴーーール!~残雪の栂海新道踏破の旅 4日目~

が空いてしまいましたが、特に焦らせたわけでもなく、いよいよ残雪の栂海新道の旅の最終日をお届けしたいと思います。

これまでの旅の道程はこちらをご覧ください。
(1日目 栂池~船越の頭)http://tamuyamountain.blogspot.jp/2016/04/3000m0m1.html
(2日目 船越の頭~朝日岳) http://tamuyamountain.blogspot.jp/2016/04/2_25.html
(3日目 朝日岳~白鳥山)http://tamuyamountain.blogspot.jp/2016/04/3.html



白鳥山からの日の出。
お世話になりました。
しばらくはまだまだ雪道です。
シキ割のあたりは初めてでトレースがないと非常に難解です。
坂田峠への下りは急降下。雪もなくなって足に来ます。
坂田峠に到着~。
どうもありそうだなぁとまわりを見回すと、やっぱりありました。ということで、
この先も栂海新道は続きますが、林道を下りながら山菜を摘んでいくことにしました。
新緑が多くなっていきます。同じ春でも里の春へと移っていきます。
小屋が遙か遠くになりました。
下界も間近に。国道や高速道路の音が大きくなってきます。
あとはひたすら林道を歩くだけ、と思ったら、日当たりの悪いところは軒並み雪道に逆戻りでした。

花ももや山桜が咲いてきて、やっぱり里の春もいいなぁと再確認。
林道を歩くこと4時間。ようやく懐かしい里の香りに出逢いました。
外並みの部落を抜けて、、、
ようやくゴールの糸魚川駅が見えてきました。
ゴール記念に。浜でゆっくりする時間はありませんでしたが、めったに味わえない充実感でした。
北陸本線改め越後トキメキ鉄道で白馬に戻り、帰宅しました。

この時期の栂海新道は総合的な山登りの力が求められるタフなルートで、最奥ではどこに下りるにも2日がかりの中ですべてを自分で歩きやりきる体力と精神力と状況判断力、雪稜歩きや雪上テント泊、藪漕ぎにルートファインディングの技術も必要です。しかしそれらを身につけた上でならば素晴らしい感動が待っていますので、腕に覚えのある方はぜひ挑戦してみてください。


 
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